21-09-2020
世界的に権威ある英国のデザインアワード「 The International Property Awards 」の「 Asia Pacific Property Awards 2020 Retail Architecture 」部門にて、
私がデザインを担当させて頂きました、「 Aozora Pharmacy × Lab café 」(日本名:あおぞら薬局 × ラボ カフェ)が
5つ星、『 five‐star Best Retail Architecture Japan 』受賞いたしました。
International Property Awardsは、イギリス International Property Media Ltd が主催し
世界中の居住用、商用不動産に対して与えられる、1993年に創立された賞で、世界中の居住用、不動産業に関連するすべての業務を行っている会社の中で、最も高い業績を残した会社に与えられる、世界的に有名な賞です。
現在、アフリカ、アジア太平洋、アラビア、カナダ、カリブ海、中南米、ヨーロッパ、イギリス、アメリカの9つの地域別に Development(開発)、Architecture(建築)、Interior Design(インテリアデザイン)、Hospitality(ホスピタリティー)などのカテゴリーごとにすぐれた企業および物件を選出し表彰しています。
今年は、世界のアジア太平洋地域から合計27か国が参加し、1200を超えるエントリ-の中、受賞をいただける事ができました。
チャンスを頂けましたクライアント様初め、関係各位の皆様に改めて感謝申し上げます。
02-07-2020
使い捨てマスクや工夫を凝らした冷感マスクが普及し始めるなか、皆さんが共通して感じているのは、マスクの長時間着用を強いられる生活の中での息苦しさ、暑苦しさ、耳の痛み、といった不快感ではないでしょうか。
それらの悩みを解消した快適なwithコロナ生活の実現を目指し、マスクの代わりとなるマウスシールド(商品名:MOUTH SCREEN)を樹脂加工及び印刷加工を行うベンチャー企業 株式会社DOUBLE-H 様のご依頼によりデザインしました。
【MOUTH SCREEN】
シールドの固定は2種類から選択可能で、耳の痛みを気にせず使え、頭の後ろで固定するロープアジャスタータイプと一般的なマスクと同様に耳にかけるゴム紐タイプを用意し、使う方自身で自由に選択でき、長時間の使用でもストレス無く着用出来るデザインとなっていて、口元とシールド面には十分な空間を確保し息苦しさと暑苦しさを軽減します。
曇り止め加工済みのクリアタイプに加えスタイリッシュなUVカット機能があるハーフミラータイプを提案し、夏場の熱さ軽減を目指しました。
スポーツ時などの使用などでもズレなくシールドを保持し、息苦しさや暑苦しさを軽減するシールドが完成しました。
■ 神奈川県藤沢市 ” 西浜サーフライフセービングクラブ “での採用が決定。
そんな中、色々な方のご尽力によりこの夏、湘南片瀬海岸のサーフライフセービングクラブでの採用が決定しました。
今夏、海水浴場は開設されませんが、海辺の安全を守るために片瀬西浜海岸、片瀬東浜海岸で活動する西浜サーフライフセービングクラブのライフセーバーが活動の際、【MOUTH SCREEN】を装着します。夏の過酷な現場の中、スタイリッシュに快適に活動頂けるよう微力ではありますがデザインで支援させていただきました。
15-05-2020
新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、罹患された方々に心よりお見舞い申し上げます。
この度、取引企業様よりお誘いを頂きその想いに賛同しフェイスシールドをデザインいたしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000058113.html
現在まで様々な企業やデザイナーが主に緊急感染症医療現場向けにフェイスシールドを発表、提供しています。
しかし、それ以外にも例えば地域の町医者、歯科医、そのほか対面を伴う業務に関わる人達もとても不安を抱えているという状況を知りました。
私がデザインした「 FACE SCREEN 」は、そういった一般向けにも使えるデザインを目指しました。
長時間の使用でもストレス無く着用出来るデザイン、優しい印象のフォルムや色づかい、簡単にスクリーンの交換が可能で廃棄物を最小限に。
ヘッドギアにはロゴやイラストなどを印刷出来き、それを装着する人やそれを見る人にも少しでも気持ちが楽になる様にと、これまで現場へのリサーチを行い仕様を検討してきまして、この度生産を開始する事となりました。
初回は、取引企業様のゆかりのある神奈川県川崎市への寄付からスタートし、それ以降も多方面への寄付を検討しています。
とはいえ、小規模のプロジェクトですので寄付出来る数にも限界があります。より多くの寄付が実現出来る様に、この度クラウドファウンディングを立ち上げました。
もしご興味のある方おられましたら、ぜひご支援をお願いいたします。
クラウドファンディングサイト ReadyFor
https://readyfor.jp/projects/double-h
よろしくおねがいいたします。
浦田 孝典
17-02-2020
2019年3月にデザインを手がけた、日本最大の建築・店舗総合見本市、「JAPAN SHOP 2019」にて建設された荒川技研工業 株式会社 様の展示ブース、
「 ARAKAWAGRIP MUSEUM 」が世界最高峰のデザイン賞 「 iF DESIGN AWARD 2020 」を受賞しました事をご報告いたします。
ハノーバー(独)を本拠地とするiF International Forum Designは、世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体で、毎年優れたデザインを選出し「iFデザインアワード」を授与しています。
IDEA賞 (米)、レッドドット・デザイン賞(独)と並ぶ“世界3大デザイン賞”と言われ、今年は56の国と地域からおよそ7,300件の応募がありました。
78名のデザイン専門家が厳正に審査された結果、今回の受賞となり、昨年同賞受賞の「 Aqua Pharmacy 」に続き2年連続の受賞となりました。授賞式は5月にドイツベルリンで行われます。
荒川技研工業は、ワイヤーを金具に挿入すれば任意の位置で確実に固定される「ARAKAWAGRIP」の日本の専門メーカー。
1975年に世界で初めてこの機構を開発し、荒川技研工業製品は現在世界中の建築物・美術館・店舗で使用されている。
この展示ブースは、「 ARAKAWAGRIP MUSEUM 」と題し、
これまでのARAKAWAGRIPの歴史や、歴代のブースデザインや受賞歴を紹介しながらこれからの未来に向けての企業イメージをアピール。
ワイヤーに関わる金具メーカーらしさを、撚り合わせて構成されているワイヤーロープをモチーフに、構造壁といくつものワイヤーを交差させブース全体を構築。
ファサードは、複数のワイヤーと照明が重なり、シンプルで美しくインパクトあるデザイン。訪れる人たちに企業イメージを明確に伝える。
ファサードのワイヤーを固定する金具は、この展示ブース用に特別に設計制作。展示内容も厳選した展示物を来場者にわかり易く展示し、企業理念や歴史、想いを来場者につたえる事を目指しました。
企業とデザイナーが一体となり実現に向けて力を合わせこの展示ブースが完成しました。
この結果を糧に更なる飛躍が出来る様、日々精進いたしますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
■「iF DESIGN AWARD」とは
iF DESIGN AWARDは、66年の歴史がある世界最高峰のデザイン賞として広く認知されています。「プロダクト」「コミュニケーション」「パッケージ」「インテリア /内装」「プロフェッショナルコンセプト」「サービスデザイン/UX」「建築」の7つの分野で、世界中から集まった67名の審査員が厳正な審査を行い、毎 年卓越したデザインが選定されています。国際的に有名なiFブランドはデザイナーだけでなく、メーカーとユーザーを結ぶ信頼の証のシンボルです。
クライアント:荒川技研工業 株式会社
デザイン:株式会社浦田孝典デザイン事務所 浦田 孝典
施工:タイワ
撮影:ナカサ&パートナーズ 森石 風太
完成:2019年3月
01-01-2020
本年もどうぞよろしくおねがいいたします。
昨年になりますが、事務所を移転いたしました。場所は東京都江戸川区小松川。
平成元年に建てられた建物で、元々溶接工場であった場所をリノベーションし、
浦田デザイン事務所兼、2014年に有志3名で立ち上げましたアウトドアギアブランド
「 sunsetclimax 」のプレスルームとして生まれかわりました。
周囲には町工場が多く、腕利きの職人達が色々な物の製造をしています。
この素晴らしい環境で気持ち新たにデザインに取り組みたいと思います。どうぞよろしくおねがいいたします。
㍿ 浦田 孝典 デザイン事務所
〒132-0034 東京都江戸川区小松川3-5-3
TEL 03-6478-2200
E-mail:takanori@urata-design.com